ワルツ
上手でないダンスを上手に見せる工夫 を 考えてみたいと 思います
まずは 姿勢が よくないと だめかと 思います その姿勢とは
床に対してまっすぐに立っているだけでは ないと思います
真っすぐでは床に置いてあるマイクロホンスタンドのようで
美しくありません 手を広げて 手の指はとじて 指先まで しっかりと伸ばした腕と
肩の高さまで上がった 肘と 肘より 上で 僅かに手首が前方にある状態
で構えてください 体は みぞおち が床からできるだけ高くなるようにお腹は体の
後ろに下げるまたは引く感覚です
この時お尻が 後ろの上に向かうように緊張してください 足は
僅かに開いたまま まず両足で 立つのですが
体重が乗って いるのは片足だけです 体重が乗っていない足はポイントしているだけで
すぐにどの方向にでも 動かせる様な状態です 体重が乗っている足の膝はピンと伸ばしては
だめです 膝は少し緩めた状態で
立ってください その体重が乗っている足が カウントのスタート(プレパレーション)
の第一歩になります二歩目は自分が 進みたい方向に移動してください
顔の姿勢のことになります 鳩が地面を歩いているときに首を動かしながら歩いている姿を
思い出してください 首を前に出したり引いたりして歩いています その ポーズで体から
顔をできるだけ 上に揚げて 顎は前出さずに引いたそうな状態にしてください
視線はまず自分の左手に焦点を合わせてください
その視線の焦点を部屋の中の一番遠くに合わせてください
その体制でステップを始めてください 音楽に合わせて動かなければパートナーとの
コンタクトがずれますので音楽に合わせるのが第一条件です
この感覚は離れるでもなく押し合うでもなく引っ付きすぎるでもなく
凄く難しいです これで 足は 2歩だけのステップになります
移動したいときですが 方向が決まれば 足を動かす前に体(ボディー)を動かしてください
足が先で体が後では相手に自分が動きたい方向を伝えることが出来ません
親指と人差し指のOKが良いですね